時間投資のための時間の使い方

の続きです。

時間投資の考え方に基づいた時間の使い方のポイントとして「俯瞰逆算スケジュール」「時間割」「タスクリスト」の 3 つが紹介されています。

俯瞰逆算スケジュール

まずは明確なゴールを設定する。例えば「○月○日までに売上を 20% アップする」など、成果につながる重要な課題を三ヶ月〜半年先くらいまでを見通してピックアップする。

次に、その目標を達成するために必要なアクションを洗い出して、何段階かのステップに分ける。
そして、ゴールおよび取るべきアクションとそのスケジュールをカレンダーに記入して管理する(本田さんは A4 のカレンダーを使用しているそうです)。

具体的には、売上アップの目標を達成するのであれば、何社から受注する必要があるか、●日までに何社にアプローとする必要があるか、そのためにはどんなリストが必要か、資料はいつまでに用意する必要があるか、と「ゴールから逆算して」考えていく。

カレンダーを使うのは、常に一ヶ月分をまるごと俯瞰できるし、数ヶ月先の予定を確認するのも容易なため。
将来のゴールから今日まで、どれくらいの時間があって、現時点でどのような予定が入っていて、割り当て可能な時間がどれくらいのこっているのかを、ビジュアルで把握できるのがよいところ。

俯瞰逆算スケジュールとは特別なことではなく、数値化されたゴールがあり、期限が定まっていて、そこに向けて計画を立てて準備を進めていく、すなわち企業のプロジェクトマネジメントを個人レベルにも適用するということ。

時間割

30 分から 1 時間単位で「毎日何時から何時までは●●の時間」というのを決めて自分の生活をパターン化してしまう。これは自分自身にアポイントメントを入れておくようなもの。

一度決めてしまえば「何をしなければいけないのか」と都度立ち止まって考えることがなくなり、自動的に身体が動くようになる。

無駄なことには頭も時間も割かないようにし、その分浮いた時間は計画的にインプットの時間、プライベートの時間を確保するなど有効に使う。

時間割づくりにはまず「自分がどのような時間の使い方をしているのか」を把握することが必要。家計簿をつけることでお金の出入りがわかるのと同様に自身の時間家計簿をつけてみる。

具体的には、時間の使い方を次の 4 つのカテゴリーに分ける。

  1. 読書、勉強、会食などの自己投資にあてる「インプット」の時間
  2. 仕事をしている「アウトプット」の時間
  3. 食事、睡眠、シャワー、掃除などの「生活」の時間
  4. 自由に使う「プライベート」の時間

一ヶ月くらい上記カテゴリでの分類を続けていると、自分の生活と仕事のパターンが大枠で把握できる。そして何をしていたのかよくわからない「不明時間」の多さに気づく。

そうした時間のほとんどは、大して面白くもないと思いながらもだらだらと Web やテレビを見たりしているのではないか。それに気がついて「もったいないな。そういう時間も有効に使わないと」と意識するようになるだけでも時間家計簿をつける意味がある。

次に「インプット」「アウトプット」の時間の使い方について、成果の観点から評価する(ここで、一ヶ月に読んだ本の数、会った人の数、仕事にかかった時間などを数値化してみると役に立つ)。

  • 成果につながっている
  • 成果につながるはずなのに、それだけの成果があがっていない
  • そもそもやる必要がない無駄なこと

のどれにあてはまるかを検討する。

そして、上記 4 つのカテゴリーをどう配分したらよいのか、今後の時間の使い方を考えることができる。

ポイントは「インプット」の時間を天引きすること。時間投資の元手として最も重要であるにもかかわらず、意識していないとすぐに他の時間に侵食されてしまうから。

「インプット」の時間を最優先で決めて、「アウトプット」「生活」「プライベート」の順に割り当てていく。「プライベート」の時間も油断するとだらだらと過ごして「不明時間」と変わらなくなってしまうので、ある程度やること、やりたいことを決めておく。

また、仕事としてやるべきこと、必要な自己投資、プライベートでやりたいことなどは時間がたつと変わってくるはずなので、一年に一度くらいのペースでそれらを棚卸しして、時間割を組みなおすのがよいのではないか。

タスクリスト

時間割で確保した時間をどう使うかを決めるのがタスクリストである。

カレンダーを見ながら、設定したゴールをクリアするためにはいつの時点で何をしなければいけないか、そのために今日は何をするべきか、と考えていく。使える時間は限られているので、やるべきこととやらなくてもいいことの取捨選択も大切。

そうしてできあがったタスクリストは「成果をあげる(ゴールを達成する)ために、今、必要な仕事」のリストとなる。これらは優先順位でいうとすべて「最優先事項」で「必ずやること」であり、「今やらなくてもいいこと」or「やってもやらなくてもいいこと」などは含まれない。

なぜタスクリストと呼ぶかというと、「タスク」には「自ら進んでやる」というアクティブな語感があるのに対し、「ToDo」は「やらなければならない」というパッシブな語感があるから。

また、タスクリストとは別に ToDo 的なもの、例えば「電球を買う」「お店の予約を入れる」などを忘れてしまわないように「備忘リスト」はつくっている。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

初めて本書を読んだときに、この部分を読んで「よし、自分も俯瞰逆算でスケジュールを管理しよう!」と思い立ったのですが、そもそも「明確なゴール設定」ができていないと先に進めないのですよね。

どういう人生を送るのか、何歳ころにはどうなっていたいのか、などすぐに答えが出る問いではないのですが、考えないことにはいつまでたっても曖昧なままです。

週末に「今週は●●と□□をやって、○○もやろう」と頭では考えていても、なかなかそのとおりには実行できていないことが多いです。おそらく「不明時間」が多くて、無駄がいっぱいあると思うので時間割を早急に導入したいところです。

また「タスクリスト」と「備忘リスト」を別ものとして考えるというのも参考にしたいですね。今のところ「タスクリスト」は Remember the Milk 、「備忘リスト」は Check*Pad で管理するのがよいのかなと(なんとなくですが)考えています。

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■あとがき
今日は、今月の支出をチェックして、来月のキャッシュフローがどんな感じになりそうかを確認していました。
ある程度( 1 時間くらいですが)時間がかかっても、これをしっかりやっておくのとやらないのとでは精神的な安定具合が全然違いますね。(まぁそもそもタイトな資金繰りにならないようにしないと)

昨日は久しぶりに近くに住んでいる友人を訪ねて色々話をしてきました。軽く飲もう、というはずが結局 2 時過ぎまでになってしまいましたが、今日テクニカルエンジニアの試験だったそうですが、大丈夫だったか少し心配です(笑)

■今日の運動記録
腕立て伏せ 20+10+10 回

時間資産を増やすという考え方

の続きです。

一日は 24 時間というのは誰しも共通の条件で、どんなに頑張っても 24 時間が 30 時間に増えたりすることはない。
そこで「 24 時間という枠のなかでいかに可処分時間を増やすか?」という考え方が大切なのでは、ということがベースにあって、それを時間資産、時間投資という表現を用いて解説してあります。

時間を投資するということについて

より短時間で、同じだけの成果を出すことができるように、再現性のある「仕組み」をつくることに時間を使うこと。

例えば、キーボードの入力速度を速めるためにブラインドタッチの集中トレーニング講座を受講する、などもそう。タイピングは一度マスターしてしまえば、ずっと継続してそのメリット(入力速度の向上)を享受できる。

3 日間なり、 5 日間なりの講座を受講することに時間を使ったとしても、それによって 3 時間かかるルーティン作業を 20 分短縮できるようになったとすれば、いずれ受講時間分は回収できるし、それ以降は純粋に「浮いた時間」を得ることができる。

時間投資は「元本保証」

株式などへの投資と異なり、リターンがマイナスになることはない。ある効率化の仕組みを運用したからといって、一日 24 時間が 24 時間以下に「元本割れ」することはない。

だから時間投資は、早くに着手すればするほど、得をする度合いが大きくなる。

やりたいことの時間を「天引き」する

ヒマができたら本を読もう、ブログを書こう、時間が余ったら新しい事業について勉強しよう、などと考えていても、それらが実現することはない。

やりたいこと、やるべきことのための時間はあらかじめスケジュールから「天引き」してしまうことが重要。

「天引き」をするためには、そもそも、そのことにどれだけの時間をかけるのかを見積もる必要がある。

増やした時間は「再投資」に回す

時間投資によって増やした時間をどう使うか。単に休んだり、遊んだりして使ってしまうとすぐになくなってしまう。
増えた時間は原則として、新たな仕組みづくりや自分の能力を高めるための自己投資など、再投資に回すべき。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

増やした時間は再投資にまわす、というのは強く意識していたいですね。そうでないと自分の場合はただ Web を巡回するなどの使い方をしてしまいそうです。

あ、あと <「いつかしよう」は「しない」と同意である> と何かの本で書かれていたような記憶があります。たしかにそのとおりで「いつまでにする」という締め切りを決めるかどうかの違いはかなり大きい気がします。

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■あとがき
今日は、大学時代に所属していたゼミの同期の結婚式・披露宴に出席してきました。
友達の幸せそうな姿を見て、こちらもあたたかい気持ちになって帰ってきましたよ。天気もよくて、葉桜がきれいだったな。

■今日の運動記録
腕立て伏せ 20+20 回

「忙しい」と思ってから、その 10 倍をこなす

最近ふたたび読み直している、本田直之さんの書籍「レバレッジ時間術」から内容をメモしておきます。(しばらく続く予定です)

「忙しい」という言葉を使わないこと

「忙しい」=「これ以上何もできない」と思い込んでしまうことにつながる。
効率化する努力を放棄して、勝手に自分の限界を設けてしまう(引き下げてしまう)

まだまだ忙しい人はいっぱいいる

成功している企業経営者よりも忙しいか?一国の首相、大統領よりも忙しいか?と自問してみる。
自分よりも、もっと過密なスケジュールで、重い責任のもと、重要な仕事を、大量にこなしている人はたくさんいるのだから、自分だって今よりももっとできる余地はあるはずだ。

信じられないほど膨大な課題に直面したとしても、考え方さえ変えることができれば、誰でも相応にクリアできるようになるもの。
「忙しい」と感じても、その 10 倍はクリアできる。

「忙しい」ではなく「詰まっている」

「仕事が詰まっている」は事実を客観的に表しただけであり、自分の認識ではない。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

でも大統領と自分は全然違うしなぁ、と思ってしまうこともありますが(笑)、「同じ時代を生きている同じ人間が、同じ 24 時間というリソースをつかって、どのような成果を出すか」というふうに考えると、こうやって比較して目線を高く保つことは大切だと感じます。

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■あとがき
今週もあっという間に週末を迎えました。はやいな。日曜は友人の結婚式にいってきます。

■今日の運動記録
腕立て伏せ 20 回

Web サイトのテキストをメールで受信して読む「あとで読む」

blog などを読んでいて「今は精読できないけれど、あとでまた読もう」というときに、普段はソーシャルブックマークサービス( SBM )を利用していますが、これもなかなか便利です。

あとで読む – あとでメールで読める無料ブックマーク・サービス
http://atode.cc/

ブラウザで表示される内容を設定したメールアドレスにメールで送ってくれる、サイドフィード社のブックマークレットです。

ただ、僕の場合はソーシャルブックマークの代わりというわけではなく、「 blog のエントリを携帯電話で読むためのツール」として利用しています。

エレベーターの待ち時間とか、日常のちょっとした待ち時間を有効活用するためにも、細切れの時間でできることを何種類か用意できているとよいように感じています。

カバンの中に文庫、新書を入れておくのもそうですが、カバン自体を持っていない場面もありますので、やはり「携帯電話でできること」を充実させるといいのではないかと思うのですよね。

ある程度の分量があって、興味がもてる内容のエントリを 2,3 携帯のメールで読める状態にしておくだけで、時間の有効利用度(あくまで体感ですが)は結構ちがってくるような気がします。

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■あとがき
自分の体調を風邪っぽいかな?と感じていたけれど、花粉症の症状のような気もしてきて、風邪薬を飲もうか飲むまいか迷ってしまいます。

■今日の運動記録
腕立て伏せ 30 + 30 回

覚悟を決めつつ、経済学入門

またしても間があいてしまいました。
時間が全くなかったのかというと、そんなこともなく、足りなかったのは時間ではなく覚悟のほうでした。

インプット、アウトプット両方のバランスを保ちながらその総量を増やしていきたいので、その方向に意識を向けていきます。

先日購入した週間ダイヤモンドを少しずつ読み進めています。「誌上講義」として複数の経済学者や、大学院の教授などが 2,3 ページずつ使って今の経済状況に関する様々なトピックについて解説しています。

例えば、

  • 「米国でケインズ政策がよみがえった?」
  • 「雇用はどうすればよくなる?」
  • 「日米欧みんなデフレ突入の危機?」

などなど。

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週刊 ダイヤモンド 2009年 4/4号 [雑誌]

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上記の週刊ダイヤモンドと同時に購入した週刊東洋経済も「経済超入門」と、似たテーマの特集を組んでいてこちらもなかなか面白いです。

こういうのは一回読んだだけでは理解できなかったり、すぐ忘れることもあるので、何回か振り返って知識として定着させたい(というか、させなければ)ですね。

■今日の運動記録
腕立て伏せ 30 回