サイエンスアゴラでは「三次元映像のカッティングエッジ(最先端情報)」という講演を聴いてきました。他にも少しだけ講演を聴いたり、展示を眺めたりしてきましたが、この三次元映像の話が一番興味深かったです。
最近、立体映画を上映する映画館が増えました。また、家庭でも3D映画をTVで見ることができるようになり、大変、身近になってきました。しかし、なぜ映像を立体的に見ることができるのかについて余り詳しい説明がされてきませんでした。そこで、ここで、その最近の動向とこれからどうなるのかについて概略ご説明します。
http://www.scienceagora.org/scienceagora/agora2009/091031/a16.html
講師は東京大学大学院の研究員をされている羽倉弘之さん。
(部分的かつ不完全、不正確ですが)自分でとったメモをもとに、内容を紹介してみます。
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技術的には来年(2010 年)くらいには、一般家庭に 3D モニタが入ることも可能。Panasonic , Sony の 3D システムはそれぞれ方式が違う。Panasonic は 2 眼、Sony は単眼のレンズで撮影したものを立体的に見せることができる。
3D 映画を上映できる映画館も増えてきている。国内で 200 館くらいにはなるだろう。「AVATER」「戦慄迷宮 3D」などの作品。
立体に見えるのは「手前の部分」と「奥の部分」を見比べることで奥行きを感じられるから?では遥か彼方にある天体などの場合は?距離が遠すぎて「手前」と「奥」の差は認識できないのではないか。
両眼で見ないと遠近感がわからない、といわれるが、全くわからないわけではない。片眼でも奥行きは感じられる(カメラは単眼、しかし写真を見て奥行きを感じられる)
では、なぜ眼は二つあるのか?
- 単眼で見るよりも、両眼視差の方が有利だから
- 両眼視差よりも、視域を重視したから
- 片方の眼が見えなくなっても大丈夫なように
立体的に見せる方式にもいくつか種類がある。
- アナグリフ方式(赤と青のやつ)
- 分光方式
- 偏光方式<
- シャッター(時分割)方式
- パララックスバリアー方式
3D 映像を見て飛び出して見えるのは、「焦点が合う距離」よりも「像を結ぶ距離」が近いから。そして絶えずその調節をするため眼が疲れる。
今後の展開「空間の階層構造」3D の中に 3D など。
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自分でも、これだけ読んでもよくわかりませんが、なんとなく雰囲気だけでも伝わりましたら幸いです。ビジネスビジネスした感じではなく、純粋に新しい技術の研究を進めている、そういう世界の様子を垣間見ることができて面白かったです。
内容とは関係ありませんが、来場者自体が少ないのか聴きにきた人の数は 15 人かそこらくらいだったため、「話し手としてはせっかく準備したのに人がこれしか集まらなかったのはさぞかし残念だろうなぁ」ということが気になりました。